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【元役人が教える】失敗しない土地選びの方法。重視するポイントは?裏技も教えます。

土地選び 注文住宅の基礎知識
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家を建てようと決めたとすれば、通常は土地選びから始めることになります。

土地選びを失敗しないために気をつけたいことをいくつか案内させていただきます。

地域性

学校は近いか?

学校に通う生徒
子どもがいる家庭なら、どこの学校に通うことになるかがひとつのポイントになると思います。

私立の学校に行くなら別ですが、通常は通学校区の公立学校に行くのが第一の選択肢となるはず。

家から遠すぎるとかわいそうですし、荒れている学校にも通わせたくはありません。

小学校は近くても中学校は遠いなんてこともありますし、駅から遠いと高校へ通うのが大変なんてことも。

大人だけなら、つい会社に近い場所を考えてしまいがちですが、子どもの視点も持ってあげましょう。

できることなら自分の子どもと同年代の子どもがいるかどうかも調べられたらベストですね。

一緒に通学する同級生もいないような地域だと子どもがさびしい思いをするかもしれません。

なお、住所から通学する学校がどこになるかは、市町村の教育委員会に尋ねたらすぐに教えてもらえます。

地域密着型の工務店なら初めから知っているでしょう。

自治会は面倒ではないか?

自治会の公園
自治会というのも意外と曲者だったりします。

古い集落だと神社の祭りなどの行事が多い上に、うるさい年寄りがいて参加しないと村八分のような目にあうこともありえます。

寺や神社の修繕にお金を出す必要があるなんてことも。

消防団や婦人会といった団体への加入が強制という地域もあります。

そういう集まりが好きなら別ですが、知り合いばかりならまだしも、なじみのない集落の団体に参加するのは辛くないですか?

もちろん自治会に加入しないという手もありますが、それこそ村八分状態になるので現実的ではありません。

新興住宅地の土地だから関係ないと思ったら大間違いで、新しいのは開発されたエリアだけで、実は自治会としては古い集落に属しているなんてこともありえます。

逆に新興住宅地で若い人ばかりが集まる自治会というのも困ることがあります。

そういう集まりを経験していない世代ばかりなので、自治会活動に協力的な人がなかなかいません。

ノウハウがある人もいません。

いきなりくじ引きで自治会長なんて役割を当てられたりすると苦労することになります。

仕事で忙しいのに役所関連の行事や会議に参加させられることになりかねません。

なお、どの自治会に属すことになるかは、役所の担当部署に聞けば教えてもらえます。

治安は大丈夫か?

フェンス

これは基本中の基本ですが、治安に不安があるような地域は当然避けるべきです。

ネオン街に近いような場所や妙にボロボロな建物が多い地域は避けたほうがいいと思います。

治安とは言い切れないかもしれませんが、近隣住民に騒音おばさんのような面倒な人がいる可能性もあります。

以上、地域性として3つのポイントを挙げましたが、学校区を調べる以外はなかなか見極めるのが難しいかもしれません。

特に治安が良さそうな地域でも、近隣にどんな人がいるかなんてことは住んでみないとわからないでしょう。

自分で実際に訪問しても限界があるかと思います。

住宅会社もできるだけ売りたい土地でしょうから、どこまで信頼していいかわかりません。

そんな人はプロに調査を任せてみるのもいいかもしれません。

以下のトナリスクというサービスは大手探偵会社の系列会社が運営する近隣調査に実績のあるサービスです。

お客様満足度は97%で、年間相談実績は15,000件を超える実績があります。

実際に探偵会社へと依頼するより格安で調査をしてくれるようなので、まずは無料相談をしてみてはいかがでしょうか?

もしかして、この先、家を建てたことをずっと後悔することを思えば、相談する価値はあると思います。

買ってはいけない土地

そもそも根本的に買わないほうがいい土地があります。

地盤が軟弱な土地

地盤沈下

池や湖が埋め立てられた土地、盛土がされた土地などは地盤が弱いので問題外です。

崖地もいつ崩れるかわかりませんし、山に面した土地も土砂崩れの心配があります。

もちろん最新技術である程度の地盤強化はされるでしょうが、地震や水害などが起こった際は大変不安です。

大自然の力をなめてはいけません。

見分けるには水に関する漢字「沼」「池」「川」などが使われている地名を避けるのが基本です。

あと、最近はどこの自治体でもハザードマップというものを作っているので、それを手に入れましょう。

HPに掲載している市町村も多いです。

大雨が降ると浸水するような土地は避けましょう。

市街化調整区域

畑

「市街化調整区域」という単語を聞いたことがあるでしょうか?

反対になる言葉は「市街化区域」です。

市街化区域というのは家を建てるのに基本的に制限がない地域です。

住宅地域だけでなく、商業地域や工業地域に分かれてたりもします。

逆に市街化調整区域というのは、簡単に言うと自然や景観を残すため、建物を建てることに制限がある地域です。

元々そこに住んでいた人が家を建て替える場合や農業用の住宅なら建てられたりしますが、新参者が土地を買って建てるには難しい土地です。

たとえ安くても買うのは避けましょう。

ただし、市街化調整区域として認定される前から開発されていたエリアは例外だったりします。

ですが、このあたりは工務店やハウスメーカーに確認するしかないでしょう。

市町村によっては景観に配慮して建築内容に制限のある地域があったりします。

古い街並みを残しているような地域ですね。

街並みに合うような住宅を考えているなら問題ありませんが、江戸時代のような風景の場所に奇抜なデザインの住宅は建てられませんのでご注意ください。

境界が確定していない土地

境界線

日本には境界線が確定していない土地がたくさんあります。

新興住宅地として開発される場所なら問題ないでしょうが、古い集落の中にはたくさんあります。

一応、法務局や市町村が協力して境界線を作るように努力していますが、土地の相続人がわからなくて放置されたままなんて場所はまだまだあります。

こういう場所の土地を買ってしまうと、あとから境界線をめぐるトラブルになりかねませんので要注意です。

ちなみに、家を建てる際に役所側から道路と土地の境界線を決めましょうという申し出があり、境界線を決める場合もあります。

それによって、土地の面積が狭くなるのも不愉快でしょうから、購入は避けたほうがいいでしょうね。

その他、さらにこだわるなら

以下に挙げる内容はとことんこだわる人だけ気にしてください。

幹線道路沿いは避けたほうがいいかも

幹線道路沿い

実際に住むとなると、騒音問題というのもひとつのポイントになります。

最近の家はトリプルガラスや断熱材の進歩で騒音問題をある程度解消してくれますが、それでも限界があります。

線路に近い土地は電車が通るために音が気になります。
踏切に近いとさらにうるさいです。

のどかなローカル線なら本数は少ないでしょうが、貨物列車などが走ることもありますし、できるなら避けたいところです。

駅に近くて便利な場所というのなら話は別ですが。

実体験から言うと新幹線の近くは比較的マシです。
そもそも踏切がありませんし、通り過ぎるのも一瞬で夜中は走っていません。

夏場に窓を開けていたりすると通過時にテレビの音が聞こえなくなるので気になることがありますが、ノイローゼになるほどのレベルではありません。

最悪なのは交通量が多い幹線道路沿いです。

一日中うるさいですし、事故で車が飛び込んでくる可能性もあります。

家から車で出ようにもなかなか出られませんし、子どもを安心して送り出すこともできません。

安全性の面からも避けることをおすすめします。

狭い道路に面した土地

土地に面している道路が狭い場合、建物を建てるのにセットバックといって、道路幅を確保するために一部を差し出さないといけない可能性があります。

向かいの家との位置関係によって色々なケースがあるので絶対とは言えないのですが、要は救急車や消防車といった緊急車両が入れるようにある程度の道路幅(通常4m)を確保しないといけないルールがあるのです。

そのため、当初思っていた通りのプランで建物を建てられなくなる可能性があるので買うのをおすすめしません。

便利な土地だとか、親族の土地をもらうというのなら話は別ですが、特に車を通勤に利用しているなら道が狭いと出入りさえ困難です。

角地はいい面も悪い面もある

角地

角地にはメリットがあります。

一方向にしか向いていない土地なら玄関の向きがほぼ決まってしまいますが、角地なら少なくとも2方向の選択肢ができます。

ただし、土地の値段が少し高めになります。

固定資産税も少し高くなります。

それと、角地ということは十字路などに面していることが多いわけで、交通量にもよりますが車が突っ込んで来る可能性が他の土地より高いかなという懸念があります。

別に角地でなくても事故が起こることはあるので、そこまで気にすることはないのかもしれませんが…

奥にもうひとつ住宅街がある場所

人気の地域だとひとつの分譲地がすべて売れると、さらに奥に分譲地が開発されることがあります。

となると、手前の住宅街が奥の住宅街住民の運転する車の抜け道になってしまうのですね。

交通量が一気に増えて、閑静だった住宅街が騒音や事故多発地帯になってしまうことも……

それでなくても、道路網が発展していなくて幹線道路が混む田舎だと、住宅街が抜け道になっていることがあります。

これも気にしたところでなかなか防げるものではありませんが、買いたい土地がそういう場所なら、通勤時間帯などに一度通ってみることをおすすめします。

駐車場が必須の土地

駅から遠い、バス路線もないという通勤や買い物に車が必須の場所なら、必然的に駐車スペースを作らなければなりません。

となると、広い土地を手に入れるか、建物を小さくして車を停める場所を確保しなければなりません。

子どもが将来大きくなると、彼らの分の車を停めるスペースまで考える必要が出てくるかもしれません。

それが理想の住宅を作る妨げにならないといいのですが。

近くに貸し駐車場でもあるなら別ですが、できることなら出費はしたくないですよね。

かといって駅に近いような場所だと騒音問題もありますし、難しいところだと思います。

近くに水場がある土地

川沿い

地盤がどうこうという問題もありますが、近くに池や川があるような場所は虫がたくさんわきやすいという難点もあります。

ホタルは綺麗かもしれませんが、蚊が大量に発生するのでは風情を楽しむところではありません。

実体験から言うと、近所に農業用のため池があるのですが、そこに誰かがブラックバスを放流したらしく釣り客がよく来ます。

駐車場がないので路上駐車が多く、事故の元にもなるので非常に迷惑しています。

虫もたくさんわいています。

まとめと裏技

結局なところ、ベストな土地というのは人それぞれですし、ベストではなくベターな土地を選ぶしかないのかもしれません。

地盤が弱いところは問題外としても、他は考えれば考えるほど深みにハマってしまいます。

便利さを取るか、住環境の良さを取るか、さらには予算の問題もあるとなるとますます混乱してしまいます。

こういうときはプロに判断を任せるのが安心です。

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あれこれ悩むより、相談したほうが良い結果が出るのではないでしょうか。


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