新築住宅に火災保険・地震保険は必要?加入のタイミングや保険料の相場も解説!
新築住宅を購入するとき、多くの人が「地震保険や火災保険入るべきか?」と悩みます。
特に、「いつ加入するべきか?」「保険料の相場はいくらくらい?」「どんな補償内容を選ぶべきか?」といった疑問を持つ人は多いでしょう。
この記事では、新築住宅の火災保険と地震保険の基本、加入のタイミング、保険料の相場、補償内容の選び方について詳しく解説します!
1. 火災保険と地震保険の基本
① 火災保険とは?
火災保険は、火事や自然災害による住宅の損害を補償する保険です。具体的には以下のようなリスクをカバーします。
- 火災(自宅の火事・隣家からのもらい火など)
- 落雷(雷による損傷)
- 風災・雹(ひょう)災・雪災(台風、暴風雨、大雪など)
- 水災(洪水・土砂崩れなど)※オプション
- 盗難(泥棒による被害)
火災だけでなく、台風や水害などにも対応できるため、新築住宅では必須といえます。
② 地震保険とは?
地震保険は、地震・津波・噴火による住宅の損害を補償する保険です。
ポイント:火災保険だけでは地震の被害は補償されません!
火災保険では地震による火災や倒壊は補償されないため、地震リスクが高い地域では地震保険の加入を強くおすすめします。
補償対象
- 地震・噴火・津波による建物の損壊
- 地震が原因の火災(延焼も含む)
ただし、地震保険だけでは「再建費用の全額」は補償されません。火災保険の50%までしか補償されないため、全額をカバーするには「耐震住宅割引」や「補償追加型の特約」を活用する必要があります。
2. 火災保険・地震保険はいつ加入するべき?
① 火災保険の加入タイミング
火災保険は、建物の引き渡し(または住宅ローンの融資実行日)までに加入する必要があります。
▶ 理由:住宅ローンの契約条件になっていることが多いため。
② 地震保険の加入タイミング
地震保険は、火災保険とセットで契約する必要があるため、火災保険の契約と同時に申し込むのが基本です。
▶ 理由:単独では加入できないため。
加入の流れ:
- 火災保険の補償内容を決める
- 地震保険をつけるかどうか決める
- 住宅ローンの契約前までに保険に加入する
3. 火災保険・地震保険の相場はいくら?
① 火災保険の相場(10年間・建物価格2,000万円の場合)
建物構造 | 保険料の目安(10年) |
---|---|
木造(H構造) | 約20万円~40万円 |
鉄骨造(T構造) | 約10万円~20万円 |
RC造(M構造) | 約5万円~15万円 |
② 地震保険の相場(年間・建物価格2,000万円の場合)
地域 | 木造 | 鉄骨造 | RC造 |
---|---|---|---|
東京・神奈川 | 約5万円 | 約3万円 | 約2万円 |
大阪・兵庫 | 約4万円 | 約2.5万円 | 約1.5万円 |
福岡・北海道 | 約3万円 | 約2万円 | 約1万円 |
▶ ポイント:
- 地震リスクが高い地域(関東・東海)は保険料が高い
- 耐震等級3の住宅なら最大50%割引が適用される
- 新築住宅は耐震性能が高いため、割引を活用すれば安くできる
4. 火災保険・地震保険を安くする方法
- ① 耐震等級による割引を活用する
- 耐震等級3:最大50%割引
- 耐震等級2:30%割引
- 耐震等級1:10%割引
- ② 長期契約で保険料を抑える
- 最長10年契約が可能
- 途中解約でも未経過分は返金される
- ③ 水災補償の必要性を見極める
- ハザードマップで確認し、水害リスクが低いなら外す選択も
- ④ 複数の保険会社を比較する
- 同じ補償でも保険料が違うため、相見積もりは必須
5. まとめ|火災保険・地震保険は早めに加入しよう!
- 火災保険は 住宅ローン契約前まで に加入が必須
- 地震保険は 火災保険とセット で加入が基本
- 相場は火災保険で10年間 20万~40万円、地震保険で年間 2万~5万円
- 耐震等級による割引や長期契約を活用すれば安くできる
火災保険や地震保険は、家を守るために欠かせません。契約前にしっかり比較し、自分に合った補償を選びましょう!
火災保険は比較することが大事!
少しでも納得するために以下のサービスを利用してください。