PR

新築住宅にかかるカーテン費用はいくら? どこで買うべき?

諸費用
記事内に広告が含まれています。

住宅には当然ながらカーテンが必要です。

なければプライバシーも守れませんし、暑さも防げません。

このカーテンについて、どこで買うのがベストなのか、少し考えてみましょう。

新築住宅のカーテンは別売?

新築住宅を建てる際、カーテンが一緒についてくると思っている方が多いかもしれません。

ですが、実はカーテンの施工については、別途オプションという形が多いです。

ハウスメーカーによってはセットにしているところもあるようですが、基本的には別売りです。

カーテンだけでなく、カーテンレールについてもそうです。

ということは、逆に考えてみれば、やりようによっては節約ができます。

では、どういうふうに買えば節約できるのでしょうか?

メリット、デメリットを含めて説明します。

カーテンはどこで買う?

施工業者の提携しているカーテン専門店

ハウスメーカー、工務店などの施工業者と提携しているカーテン専門店があります。

施工業者の担当者からどうするかという案内があるはずです。

施工業者を通じて購入すると、設置などがスムーズになるのが一番のメリットです。

カーテン専門店は施工業者から図面を手に入れて建築中の家に出入りし、壁紙や建具の色などを参考にプランを作ってくれます。

寸法などもすべて測ってくれて、サイズが合わないなんてこともありません。

建築主は気になるところだけを確認して、修正をお願いするだけで済みます。

施工業者と日程調整をしてくれるので工事もスムーズで、家が引き渡される段階でカーテンやカーテンレールが設置されています。

デメリットはやはり施工業者と提携している分、少し割高になるところでしょうか。

どうしても紹介料みたいなものがあります。

おまかせになる分、高めのカーテンなどが選ばれていてもわからないことがあります。

ほとんどおまかせにするとしても、予算の相談くらいはあらかじめしておきたいところです。

あと、これは仕方がないことですが、担当者とセンスが合わないと修正する場所が増えて、次で説明する提携外のカーテン専門店で購入するのと変わらなくなります。

カーテン専門店

施工業者と提携していないカーテン専門店を自分で探して購入する方法もあります。

設置工事ももちろんしてもらえます。

専門店の担当者と一緒に案を考えることになります。

カーテンの材質や柄を自分で選ぶことになるので、納得が行くのと、値段交渉などがしやすいかと思われます。

もちろん壁紙や建具の色を伝えておけば、ある程度の案は作ってもらえます。

ただし、図面やら建具の色を説明する資料を用意する必要があります。

家具の色や材質なども伝えておきたいところです。

施工業者と提携していないので建築中の家にカーテン専門店が出入りするときやカーテン設置工事の日程など、家主側で施工業者との間を取り持つことになります。

打ち合わせのために何度も日程調整をして店を訪問する必要もあるでしょうから、その手間もかかります。

そもそも自分の希望にかなう専門店から探さなければなりません。

しかし、細かく自分の思い通りにカーテンが選べるのと、値段が安くなるのは魅力です。

自分の配色センスなどに自信があるなら選択してみたい方式です。

ホームセンター

カーテンやカーテンレールは専門店だけではなく、ホームセンターでも売っています。

専門店よりも格安です。

カーテンに力を入れているホームセンターもあります。

しかし、取り扱う種類は専門店より少ないですし、品質も微妙なところです。

サイズが限られる場合もあります。

メーカー品を取り寄せる手もありますが、その場合はカーテン専門店より高くなる場合も。

また、カーテンのコーディネートまでしてくれる担当者がいる店はまずありません。

すべて自分のセンスだけで選ぶことになります。

色合いなどは好みですが、風向きがどうこうとか、扉や窓の開く方向、光の加減なんてものまで考えるのは困難です。

それと、基本的に採寸から取り付けまでを自分ですることになります。

取り付けについてはしてくれる店もあるようですが、その分の費用を考えるとホームセンターを選ぶメリットが少なくなります。

とにかく安くしたい方やセンスに自信のある方、手先が器用な方にはおすすめですが……

自分でサイズを測って、壁に穴を開けてカーテンレールを取り付ける作業は大変かと思います。

壁の下地材料を理解していないと、耐久性の問題でカーテンレールが落ちてくるなんて悲劇も。

作業に失敗してしまうと、せっかくの新築住宅に傷をつけてしまう可能性もあります。

インターネット通販

最近ではインターネット通販でカーテンやカーテンレールの購入もできるようです。

メリット、デメリットはホームセンターと同様ですかね。

実店舗で製品を見ることができないのは大きなデメリットですが、最近は生地のサンプルを送ってくれるサービスもあるようです。

ネット通販を考えておられるなら、サンプルを手に入れることができるサイトからの購入をおすすめします。

カーテン採寸

新築住宅にかかるカーテン費用の相場は?

どこまでこだわるかによりますが、大体100㎡程度の一般的な家なら20万円から50万円くらいが相場であるようです。

カーテンレールや工事費も含んだ額です。

大きな窓が多いと高めになりますし、カーテンだけでなく、浴室にブラインド、和室にロールスクリーンなんてものを選択しても当然高くなります。

カーテンの品質はこだわるとキリがありません。

遮光カーテンや燃えにくいカーテンをたくさん選ぶと高くなるのも言うまでもありません。

カーテンレールについても同様です。

洋風のおしゃれな家にしたいとなると、装飾のついた商品を選ぶことになるでしょうが、当然高くなります。

節約を考えるなら、将来子ども部屋にする予定の部屋など、当分使わない部屋については一旦安めのものを選んでおくといいかもしれません。

将来、子どもがどんなカーテンや部屋にしたいかわかりませんしね。

また、小型の窓の部分だけホームセンターで購入して、自分で取り付けてみるなど、一部を節約する手もありかと。

すりガラスの窓を増やすとカーテンを取り付ける必要もありません。

階段の中間地点や廊下などに取り付ける窓はすりガラスにしてみるのもいかがでしょうか?

実体験から言えるのは、カーテンは結構汚れやすいです。

特に結露などでできるカビには悩まされます。

設置する場所によっては、洗濯できるタイプのものを取り付けることをおすすめします。

カーテンだけでなく、浴室のブラインドは黒カビが発生しやすいのでこまめな掃除が必要となります。

カーテン光

まとめ 基本的には専門家に頼むべきかと

余程安くしたいとか、自分のセンスに自信があるとか、手先が器用な方以外は、カーテン専門店に頼むのが無難だと思います。

施工業者と提携している専門店か、自分で探した専門店にするかは、時間があるかどうかで考えてみてはいかがでしょうか。

家を建てるに当たって決めることというのはたくさんありますので、かなりの時間と労力を必要とします。

人生で一番高い買い物だから、品質から色の組み合わせまで、とことんこだわりたいという方はこだわればよろしいです。

しかし、どこかでおまかせできることを作っておかないと、かなり疲れてしまい、安易な妥協をしてしまうことになりかねません。

頼れるところは頼ればいいのではないですかね。